日常生活において、私たちの身の回りには、
ストレスの元となる人、物、現象などが溢れています。
それらに対して、うまく対応したり、受け流したりしていけば、
ストレスを溜め込むことはないでしょう。
しかし、そうした出来事に対して、真正面から受けてしまい、
プレッシャーを感じたり、気にし過ぎるなど、
自分自身でストレスを作ってしまう人も多いです。
例えば、
「うまくいかなかったらどうしよう」
「失敗したらどうしたらいいんだろう」
などと、まだ何も始まっていない段階で、
先回りしてあれこれと気をもんだりする人もいます。
また、
「明日の予定はこれで、それが終わったらこれをやって、、」
などと、やらなければいけないことを数え上げて、
不安や緊張を自分から大きくしてしまう人もいます。
このような思考パターンは、ストレスを自分から作り出していると言えます。
まだ起きていない未来の事であるにも関わらず、
このような思考パターンで新たなストレスを作り出していくと、
ストレスがどんどん蓄積されてしまい、心の不安が体へも波及していき、
体調不良を招く事にもつながっていきます。
もちろん仕事や勉強などを無計画にやるわけにはいけませんが、
予定やスケジュールなどを把握したら、それ以上の事を気にしても
意味がないとも言えます。
特に、自分が完ぺき主義、生真面目と認識している人は、
自分の思考パターンがストレスを作り出していないか、
再確認する必要があります。