健康管理、運動不足解消には1日1万歩くらい歩く事が良いとされています。
距離にすると約6~7kmほどでしょうか。
例えば通勤時には、駅などではエスカレーターを使わずに、階段で昇り降りしたり、
オフィスが3階くらいにあるのなら、エレベーターを使わずに、
やはり、階段で歩いて昇るようにした方が良いでしょう。
そして、もし時間が取れるのなら、ジョギングなどの軽めの運動をすると、
ストレスや精神疲労の解消に役立ちます。
頭と体は密接な関係にあり、
頭の疲労やストレスは、体を使う事で解消され、
体の疲れやストレスは、頭を使うことで解消されます。
また、脳と運動の関係からすると、特に左半身を使う運動をすると
脳の疲労が取れるといわれています。
これはどういうことかというと、まず、
人間の左半身は、右脳の活動によってコントロールされており、
人間の右半身は、左脳の活動によってコントロールされていることは
今では一般的に知られていると思います。
そして、右利きの人は普段は右手ばかりを使っていて、
左手をあまり使わない傾向にあります。
つまり、右手ばかりを使うという事は、左脳ばかりを使っている事になり、
左脳を疲労させていることにつながり、
それとは反対の右脳は、あまり使っておらず、休んだ状態であるといえます。
そこで普段使っていない左手を意識的に動かしてみる事で、
右脳を活性化させて、逆の左脳の働きを弱めて休ませる事ができるというわけです。
単にぼんやり考え事をしていても、左脳は働いているので、
脳の疲労回復にはあまり役立ちません。
ですので、普段言葉や理屈で考える左脳中心の仕事をしている人は、
休みの日には右脳を働かせるようなカラオケ、楽器、絵画、手芸などの趣味に
没頭した方が、脳全体の疲労回復、ストレス解消には役立ちます。