うつ病になってしまう最大の原因にストレスがあります。

 

しかし、現代社会では絶対にストレスを避けて通る事はできません。

 

ですので、ストレスから逃げようとすることは間違っています。
だからといって、ストレスに真っ向からぶつかって
対抗しようとするのも良くないです。

 

一番良い方法は、ストレスを受け流す、やり過ごす、という感覚です。

 

「柳に風」ということわざがありますが、
柳のような細くて、しなやかな枝は、かえって台風にあたっても
枝が折れるようなことはありません。

 

つまり、少しも逆らわずに衝撃を受け止めて、それをうまく受け流している為に、
台風のような強烈な風圧にも耐えられるんですね。

 

また、建物には柔構造と剛構造があります。
柔構造とは建物が受ける地震などの大きな揺れに対して、
抵抗せず、その力を弱め、吸収するような構造のことです。

 

しなやかで柔らかい構造となっていて、
絶対に倒れてはいけない超高層ビルに使われます。

 

要するに、ストレスにもっとも有効な対策は、
心の柔軟性を持たせることなんですね。

 

そして、溜まったストレスを常に発散させていくことです。
気分転換が上手な人ほどストレスが溜まりにくく、
心の病気にもかかりにくくなります。

 

ストレスが蓄積されないうちに少しずつ溜まった分だけ外に放出するようにすれば、
うつ病に陥ることもないはずです。