休養中に行うスポーツは、呼吸をしながら軽く身体を動かす
有酸素運動がお勧めです。
しかし、無理に行う必要はなく、疲れてきたら早めに休憩を取ったり、
または、具体の悪い日はしない、など自分のできる範囲内で行いましょう。
症状の改善が遅い人がスポーツを行うと、
かえって悪化する恐れもあるので、主治医と相談のうえで行いましょう。
食事に関しては、消化の良い物を少しずつでも食べた方が良いです。
栄養のバランスのいい食事を規則正しく取ることが大切です。
ご家族と相談し、食事のサポートもしてもらいましょう。
食欲が出てきたら、徐々に食べる量を増やしていきます。
回復期には甘いものを食べたくなったり、過食して体重が増えてしまうことも
あるますが、一時的なものですからそれほど心配しなくてもいいでしょう。
また、睡眠に関しては、休養中は午前中いっぱい眠っていたり、
昼間や夕方に睡眠をとったりしてもいいです。
一日中、布団の中でゴロゴロしていても構いません。
ただし、うつ病になると眠りが浅くなったり、
朝早く起きてしまうなどの睡眠の乱れがあるので、
それを改善するのも治療の一つです。
基本的には、自分の好きな時間に眠って構いませんが、
昼に眠りすぎてしまい、夜眠れないようなら
睡眠導入薬を使って、夜に眠れるようにしましょう。
午後10時から午前2時までは心身をリラックスさせる副交感神経が
活発に働くので、午前0時前には床について、
良質な睡眠をとるのが理想的です。