うつ病が治ったとしても、その人のライフスタイルや考え方などが
以前と変わっていないと、再びうつ病を招く危険性があります。

うつ病はストレスから始まりますので、
まずは、自分にはどんなストレスが溜まっているのかを自覚し、
それを解消するためにはどうすれば良いのかを考える習慣をつけましょう。

例えば、
夜寝る前に、その日一日、辛かった事や不快だった事がなかったか、
振り返ってみるのも良いでしょう。

もしも、何か心配事や気になる事があれば、
それが元でストレスが増大してしまう危険性がありますので、
解決の方法を考えるように習慣づけましょう。

どのタイミングでも構いませんが、自分の生活を振り返る習慣をつけて、
ストレスの元になりそうな出来事に敏感になる事が
うつ病予防の第一歩でもあります。
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人間関係のトラブルはその日のうちに解消

大きなストレスの原因になり得る人間関係のトラブルなどは
できるだけ、起こったその日のうちに解決するように心がけたいですね。

人との行き違いは比較的早く解決できるもので、
逆に、時間が経てば経つほど、こじれてきてしまいます。

また、ムシャクシャするからと憂さ晴らしをしても
それは一時的な事に過ぎず、根本的な解決ではないので、
相手との関係では、いつまでもシコリが残った状態のままです。

人間関係のトラブルは、うやむやにしないでその場で話し合う事、
もしも、話し合いができなかった場合は、
電話をしたり、メールをしたりして、自分の気持ちをはっきり伝え、
できるだけその日のうちに自分の中で処理しておくことが重要です。

しかし中には、仕事上の問題などの絡みで簡単に解決できない事もあるでしょう。

その場合でも、今後どのように対処していけば良いのか、
その日のうちに自分なりの計画を立ててから寝るようにしましょう。

ある程度自分なりに段取りができていれば、
安心して就寝できるものです。

「私には荷が重くて解決できそうもないかも」
「あの人とは気が合わないから会いたくないなぁ~」

などと、漠然とした不安だけを心の中で繰り返しても
ストレスが溜まるだけで何の解決にもなりません。

どこが難しいのか?ネックになっている問題は何なのか?
なるべく具体的に問題点を整理して、対策を立てるようにしたいですね。