日本人の顔の形は、昔と比べると大きく変わってきているそうです。

 

昔はがっちりとエラが張った四角っぽい顔が多かったらしいですが、
現代の日本人は、頬からアゴにかけてのラインがキュッと絞ったように細く、
あごも尖ってきているそうです。

 

こうした顔の変遷は、日本人の食生活から「噛む」という行為が
減ってきた事と深く関係しています。

 

最近の子どもはとくかく固い食べ物を嫌い、
数回噛んだだけで飲み込めるような柔らかい食べ物、
カレーやラーメンやハンバーグなどを非常に好みます。

 

日本人の噛む回数はここ数十年で半分以下に減ってきているそうです。

 

噛むという行為は、脳の働きと重要なかかわりを持っています。

 

よく噛むと、脳が刺激され、血流が盛んになり、
脳の働きが活発になる事が知られています。

 

渋滞の道路を運転している時など、イライラがつのる時に、
ガムを噛むというのは、理屈に合っている行為です。

 

ガムの清涼感が眠気を覚ますのと同時に、
噛む事により脳が刺激されイライラが解消されやすくなります。

 

仕事中のイライラに対しても同様です。
ストレッチやウォーキングなどができないときには、
ガムを噛んで、少しでもストレスを解消させましょう