日本人はコミュニケーションの取り方があまり上手ではないといわれますね。

 

確かに外国の方と比較すると、
それほどハッキリと物事を断定的に言う事も少なく、
本音で話し合うことも少ない傾向にあります。

 

基本的には、人間関係においては、
波風を立てなくないという気持ちがあるようですし、
多少の事なら自分が我慢すれば良いと思っている人も多いでしょう。

 

こういう考え方は、悪い面ばかりではなく、良い面もありますので、
一概に直したほうがよいともいえないですが、
あまり度が過ぎると、それがストレスの元になってしまうこともあります。

 

人間関係においては、
どのようにコミュニケーションをとるのかが重要であり、
その為には、言葉できちんと自分の意見を言ったり、
相手の真意を確かめたりする事が基本となります。

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しかし、日本人の場合、ある程度相手のことが分かってくると、
意見交換などを省く事もありますね。

 

家族の場合でも、仕事場での人間関係でも
あうんの呼吸」的な「以心伝心」的な、
何も言わなくても相手のことが分かる、自分のことを分かってもらえる
という雰囲気というのは、ある意味理想的とも言えます。

 

しかし、どのような時でも必ず通じるとは限りません。

 

もし行き違いがあったら、
そんなつもりじゃなかったのに。。。
という不満が生じて、それがストレスにつながることもあります。

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どんな円満な夫婦でも、相手は自分とは違う別の人格です。
お互い知り尽くしているから、話さなくてもよい
などと考えていると、いつの間にか、すれ違いができてしまい、
それが大きくなると信頼関係を失ってしまいます。

 

また、会社でも、
言わなくても部下はやってくれるはず
などと考え、連絡を怠っていると、
とんでもない行き違いを引き起こすことも有り得ます。

 

こうした自分勝手な思い込みは、ストレスを強めるだけでなく、
対人関係にも悪影響を及ぼします。

 

会話を交わすことで、お互いが刺激されて、
コミュニケーションの維持につながるわけですから、
以心伝心、あうんの呼吸に頼り過ぎないようにしましょう。