運動には大きく分けると、心肺機能を高めて持久力を上げる有酸素運動と、
筋肉を鍛えて新陳代謝を高める無酸素運動とに分けることができます。

 

一般的には有酸素運動の方が重要と言われており、
そちらばかりがとり上げられる風潮がありますが、
決して無酸素運動をやってはいけないというわけでもありませんし、
やっても意味がないというわけでもありません。

 

無酸素運動を行うと、筋力や体力をアップさせる事はもちろんですが、
それ以外にも基礎代謝を上げる事にもつながり、
それによって体温を上昇させる効果も期待でき、
冷え性の改善や疲労の早期回復、自律神経の安定にも寄与します。

 

ですのでその人の体質によっては、
有酸素運動よりも無酸素運動をした方が良いという場合もあります。

 

例えば、体型が痩せ気味で筋肉が少なく、冷え性で疲れやすいという人が
ウォーキングなどの有酸素運動から始めてしまうと、
かえって体力を消耗してしまい、疲れを増幅させてしまう事もあります。

 

そういう人は、まず無酸素運動をして筋力をつける事が先で、
その後に、有酸素運動を行う事によって、
より効率的に心肺機能を向上させることができ、
疲れにくい、ストレス耐性の強い体質に変わっていく事ができます。

 

無酸素運動といっても難しく考える必要はありません。
ダンベルなどの道具を使って負荷をかけるやり方もありますが、
道具を使わなくても、自分の体重で負荷をかける軽い腕立て伏せや
腹筋トレーニングなどでも十分です。

 

腕立て伏せは、通常の足先で体を支えるやり方でなく、
膝をついた姿勢での腕立てで十分ですし、
腹筋トレーニングも、仰向けに寝た状態で足を10センチほど持ち上げて
きつくなったら足を下ろす、という単純なトレーニングでも十分です。

 

こうした無酸素運動も体質改善に役立ちますので、
痩せ型で冷え性、ストレスに弱いという方は試してみてください。