悩みやストレスがあるときは、どうしても心がそちらの方を向いてしまいます。

 

嫌な事は忘れてしまおうと決意したとしても、忘れる事はなかなかできない、
ということは誰でも経験していると思います。

 

別の言い方をすると、
忘れ去ろうと思っていること自体、忘れられない証拠とも言えます。

 

「過去の嫌な出来事なんて忘れよう、忘れよう」
と思い込めば思い込むほど、記憶の潜在意識の中に深く刻まれてしまいます。

 

肝心なのは、悩みやストレスを積極的に忘れようとするのではなく、
自然と悩みの事なんて考えられないような環境に自分の身を置くことです。

 

悩みやストレスの種類にもよりますが、
そうしたことに心を持っていかれてしまうのなら、
できるだけ空白の時間をつくらない、というのもひとつの方法です。

 

朝から晩まで何かをやっているような多忙な状況に自分を置けば、
いつの間にか悩みなど忘れてしまいます。

 

逆に、暇で時間が有り余っていて、考える余裕がたっぷりある時には、
ほんの些細な事まで思い煩ってしまうものです。