今の日本は女性にとっては生きづらい、働きづらい社会
といえるかもしれません。
女性を取り巻くストレスを考えてみると
結構たくさんあります。
特に「女性はこうあるべき」という社会的通念に
囚われてしまうと、無意識のうちに自分で自分自身に
プレッシャーをかけたり、強いストレスを感じてしまいます。
例えば、女性に多いストレスには以下のようなものがあります。
育児をめぐるストレス
「子育ては女性の仕事」
「どのような子供に育つかは、100%母親の責任」
というような周囲からの圧力を受けたり、
自分自身でもそのように思ってしまうと、
それが大きなストレスになります。
また、仕事との関連でも
託児施設が近くになかったり、
職場が育児に理解を示してくれなかったり、
育児の為に仕事を止めざるを得ない状況になることも
ストレスとなります。
介護ストレス
親の介護そのものにかかる負担がストレスになるだけでなく、
「介護は女性がやるもの」
という固定概念自体もストレスに元になります。
こうなると肉体的、精神的に過剰に負担がかかる事になり、
親類が無理解だと、対人関係のトラブルにもなりますし、
また、介護によって仕事を断念することにもなりかねません。
職場におけるストレス
会社内でのストレスというと、人間関係が最も大きい要素となりますが、
女性の場合は、男性社員による
セクシャルハラスメントにも気をつけなければいけません。
また、女性というだけで昇進や仕事内容などを差別されたりすることは、
本人の能力とは全く関係ないので、それがストレスとなる事も多いです。
このような女性特有のストレスが
うつ病を引き起こすケースも多く見られます。
男性としては気づきにくい部分もありますので、
身近な女性に対しては気をつけてあげたいですね。