座禅は深い腹筋呼吸に瞑想を組み合わせたものです。

 

お寺などで正式に行う場合には、
足の組み方や、正しい姿勢、雑念の祓い方などの指導も行われますが、
セロトニン神経の活性化の為に、個人で行うときには、
そんな難しい事は意識する必要はありません。

 

意識するポイントは、腹筋呼吸だけに集中する事です。

 

姿勢などはセロトニン神経が活性化されれば、
抗重力筋が強化されて自然とよくなっていきますので、
最初のうちは、姿勢は気にする必要はないです。

 

座禅で行う腹筋呼吸は、無理のない程度に、
最初に、できるだけ息を吐ききることを意識して、
なるべくゆっくりとしたテンポで行うようにします。

 

座禅に熟達した僧侶さんの中には、
30秒以上かけて息を吐き、10秒以上かけて息を吸う、という
非常にゆっくりとしたペースで
腹筋呼吸ができる達人もいらっしゃるそうですが、
一般の人はそこまで無理をする必要はありません。

 

あくまでも自分のペースに合わせて、
なるべくゆっくりと行うことが重要です。

 

一般的な目安としては、
10~15秒ほどかけて息を吐き、8秒ほどかけて息を吸う、
くらいのペースの呼吸を目指すのが良いでしょう。

 

こうしたリズム運動を習慣化し、毎日最低5分間ほど行っていけば、
脳内のセロトニン分泌量が増えていき、
ストレスに対する抵抗力がついてきます。