現代のストレス社会では、職場の人間関係のトラブル、
顧客のクレーム、ノルマ達成などのストレスが常にかかっており、
残業や休日出勤などが続くと、疲労が蓄積し、
身体だけでなく、心も悪影響を及ぼす可能性があります。

 

身体がだるくて疲れやすくなってきた、という
うつ病のサインが出ても、本人がうつ病とは気づかず、
「働きすぎでちょっと体調を崩しているだけ」
「薬をを飲めばすぐに元に戻る」
などと、身体のことばかりを気にしてしまうことも多いです。

 

働く人に多いうつ病には、
微笑みうつ病というものがあり、
職場や人前ではいつも笑顔で明るく振舞っているのに、
家に戻ると一転してふさぎこみ、笑わなくなるという症状
です。

 

他人に対して、自分のうつ状態を隠したいという気持ちが強いと
こういう症状になります。

 

最近仕事に集中できない、
いつもの作業に何倍もの時間がかかってしまう、
単純なミスを繰り返す、

などの症状が出てきた場合、うつ病のサインともいえますので、
信頼できる家族や同僚などに相談してみてはいかがでしょうか。

 

もしうつ病ならしばらく職場を離れて休養した方がいい場合もあります。
生活費が心配なら、加入している健康保険制度の下で
疾病手当金を申請できますし、場合によっては労災が認められる
かも知れませんので、一度調べてみてるといいでしょう。