ストレスの多い現代社会では、自律神経失調症に悩む人が増えています。

 

しかも、最近では会社勤めをしているサラリーマンだけでなく、
子供達にも増えています。

 

その大きな要因のひとつに、夜型生活が挙げられます。

 

例えば、親が夜遅くまで起きている生活習慣になっていると、
子供も一緒に夜遅くまで起きているというケースも多いです。

 

また、父親が夜遅くに帰宅してくると、
それにあわせて子供も起きてきて、一緒に遊んだり、
何かを食べたりしているケースもあります。

 

逆に、親がいないと、テレビゲームに夢中になって
ついつい夜遅くまで遊んでしまう子供も多いですね。

また、受験競争が厳しかったり、親が教育熱心だったりした場合は、
学校から帰ってから塾に通ったり、習い事に通ったりなど、
サラリーマン以上に夜遅くまで忙しく過ごしていることもあります。

 

このような夜型の生活を続けていると、
当然睡眠のリズムが狂い、それに伴って体温調節機能も乱れてしまい、
さまざまな自律神経失調症状が引き起こされてしまいます。
 

その中でも、起立性調節障害は、子供の代表的な自律神経失調症状のひとつで
朝から体がだるくてなかなか起きられない、
長く立っていると、めまいを起こして倒れそうになる、
頭痛、腹痛、乗り物酔いを起こしやすい、といった症状が表われてきます。

 

子供がこうした症状に悩んでいた場合、自律神経失調症になっている可能性が高く、
生活習慣の改善が求められます。