前回の記事では、
大勢の人の前でスピーチなどをしなければいけない時に、
心臓がドキドキしたり、赤面したり、筋肉が強張るという反応は、
自律神経の働きとしては、正常な反応であると書きました。

 

周りの環境が変化することにより、心の状態が変化し、
それにより体の状態を適切に変化させる自律神経の役割であり、
人間が大昔から、動物として持っている生きる為に必要な体内での反応です。

 

しかし、ストレスが慢性的に溜まったり、継続的に受け続けていると、
こうした自律神経の働きが乱れてきます。

 

全身を調節している自律神経やホルモンのコントロールが
うまくいかなくなり、意味も無く心臓がドキドキしたり、
必要以上に筋肉が緊張してしまいます。

 

自律神経失調症とは、そのようにして体のあちこちに不調や障害が
出てくる症状のことをいいます。

 

身体的な症状ですので、ほとんどが内科を受診することになるでしょう。
しかし、検査を受けても臓器には何の異常も見られないので、
悪いところは見つかりません。

 

症状としては、確かに身体的に現われるのですが、
体の病気ではありません。

 

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