本日で五月も終了ですが、
五月にかかりやすい病気に「五月病」というものがありますね。

 

例えば、入社したてのサラリーマンなどは、
就職難のこの時代に学生時代から就職活動を行い、
ようやく会社に入ってはみたものの、
仕事が面白くない」「自分の考えていた内容とは違う
というように失望して、会社に行く事が面倒になったり、
行ってもやる気がおきなかったりする症状です。

 

これは学生でもそうですね。
つらい受験勉強が終わって、自分の希望の大学に入ってはみたが、
授業が面白くなかったり、望んでいた学生生活とは違ったりして、
次第に学校へ行かなくなったり、何をするわけでもなく1日を過ごしてしまいます。

 

これらはいずれも当初は自分の希望を実現しようと神経を張りつめていたが
いざそれが実現してしまうと、精神的な無気力状態に置かれてしまうという
心理状態を表しています。

 

こうした無気力状態が長く続いてしまうのは、やはりあまり良いとはいえませんね。

 

これと似たような症状に、「荷おろしうつ病」というものもあります。

 

重い荷物を背負いながら懸命に歩き続け、
目的地まで運んで、ようやく下ろす事ができる。

 

その時、それまで荷物の重さに耐えていた体は、
それを手放した途端に空虚さを感じることがあります。

 

重圧から解放された喜びよりも、責任から解放された虚しさの方が
心理的に上回っているんですね。

 

この状態が荷おろしうつ病といわれます。

 

つまり、何かを完成させた後、精神的な緊張の糸がプツリと切れてしまい、
無気力状態に陥ったり、気持ちが沈んで何もやる気が起きなくなってしまう状態です。

 

人生はイベントの繰り返しともいえます。
そして大きなイベントが終わった後には、こうした荷おろしうつ病的な症状が
起きてくる可能性がありますので、注意が必要です。