どんな場面になっても、「なんとかなる」と考えるクセをつけると、
思いつめる事がなくなり、うつに追い込まれずにすむようになります。
また、今日生きている事が「ありがたい」と
心の底から感謝できるようになると、うつはどこかに消えてしまいます。
例えば、「安月給でこき使われている」と愚痴をこぼす人もいます。
しかし、その人がリストラに直面すると、
安月給でこき使われていたはずの会社にしがみつこうとします。
そんなことをするくらいなら、普段から働く場所があることを
「ありがたい」と考えましょう。
その上で、問題があると感じているなら、
上司ときちんと話し合う事です。
人は考え方次第で、どのようにも変わります。
気分などは、天気にも大きく左右されます。
天気のよい日は、会社の昼休みなど、
明るい陽射しを十分に浴びましょう。
陽射しや自然の風には、リラクゼーション効果があります。
1/fゆらぎという言葉を聞いた事があるでしょうか。
この1/fゆらぎにより、自然には気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。
また、心を安定させる脳内物質のセロトニンは、
明るい所で多く作られます。
光の刺激は、血液が脳に運ぶトリプトファミンというアミノ酸を
セロトニンに変える働きを促すことが確かめられています。
憂うつな時、明るい所に出ると、気分が晴れるように感じるのは、
決して錯覚ではなく、脳内の働きによって証明されている事なんですね。