都会で一人暮らしをしている社会人の中には
栄養失調症の人も珍しくないです。

 

朝は食事抜き、昼はパンと清涼飲料水のみ。
夜は居酒屋などで脂っこいおつまみ類とビール。

 

こうした食生活は、カロリー的には必要量を満たしているので、
あまり痩せてはいないが、栄養のバランスは全く摂れていません。

 

栄養が偏っていると、脳もフルに機能を発揮できないばかりか、
当然うつ病にもなりやすくなってしまいます。

 

そこで重要なのは、ビタミンB1です。

 

脳の活性化ビタミンといわれているB1が不足すると、
強い疲労感を覚えるものです。

 

無気力感、焦燥感なども、ビタミンB1不足が原因していることがあります。

 

更に、ストレスに対する抵抗力を高めてくれるのが、ビタミンCです。

 

カルシウム不足がイライラを招く事は広く知られていますが、
マグネシウムも神経の興奮を抑え、心を穏やかにしてくれます。

 

こうしたビタミンやミネラルを豊富に摂取できるのが、
昔からある日本型食生活です。

 

お浸しや和え物で野菜、海草をたくさん食べて、
味噌汁や納豆は、大豆たんぱくがとれる上に、
発酵食品なので、体内の微生物の働きを盛んにし、
毒素を分解したり、体外に排出させる働きもあります。

 

普段の食生活を見直し、うつになりにくい食事を心がけましょう。