もしも、自分の周りにうつ病になってしまった人がいたら
できるだけ協力してあげるようにして欲しいですね。
うつ病になる人は、その性格的な特徴から
仕事や家事などを他の人に任せるのが
苦手な人も多いですし、自分からは、なかなかお願いできない人もいます。
しかし、治療を受けている間は、
普段どおりの忙しい生活のままで過ごす事は難しくなります。
ですので、周りの人は、
どうしてもその人でなければできない最低限のことだけをやらせるようにして、
残りのことは家族や友人、同僚などがサポートしてあげるようにしましょう。
そして、十分に休養させて、
余計な心配をかけさせないようにする事が大切です。
主婦ならば、家事や育児に関しては、
家族や親戚が協力してあげてください。
また、職場の人間関係のいざこざやオーバーワークなどが
ストレスとなってうつ病になってしまった場合は、
配置転換もうつ病治療には有効な方法のひとつです。
これに関しては、それぞれの会社の事情もありますので、
配置転換が無理な場合もあると思いますが、
本人と相談の上で、負担の少ない部署へ一時的にでも
異動してもらうのも良いかもしれません。
このように仕事や家事の負担を減らしたりするには、
家族や会社の人などの理解と協力が不可欠です。
周りの人の反応によっては、うつ病患者さんが
ますます焦ったり、自分を責めたりしてしまうことも考えられますので、
追いつめるような言動は控えるようにしたいですね。