うつ病になってしまった場合、一人で病気と向きあうのは、
大変な事です。

 

一人でいると落ち込んでしまい、
自分の気持ちをコントロールできなくなることもあります。
できるだけ、家族にサポートしてもらうようにしましょう。

 

うつ病の回復には、誰かにそばにいてもらうことがとても大切な条件のひとつです。

 

ですので、事情を話して家族に来てもらうか、
もしくは、実家に帰ってそこから地元の病院へ通うか、
定期的に主治医がいる病院へ通う事が良いでしょう。

 

また、例えば、会社の寮に入っている場合、
うつ病で休職状態になっているときは、
「みんなが出勤して働いているのに、自分だけ休んでいて申し訳ない」と
罪悪感を感じてしまう事もあります。
そういう時は、しばらく実家などに戻って休養した方が、心が安らぐでしょう。

 

一人で暮らしている人が、
「実家の親に迷惑をかけたくない」と
連絡を拒むこともあるかもしれません。
症状が重い場合、医師はうつ病の時に一人で暮らすのが、
どれ程難しいかを説明し、どうしても本人が話しづらいのなら、
了承を得て、医師から家族に連絡をとることもあります。

 

また、どうしても家族に知られたくないのなら、
入院して治療するという方法もありますが、
それでもやはり、着替えを用意したり、本や音楽などの息抜きするものを
用意したりする必要があります。

 

なるべくなら家族に話してサポートをしてもらう事が理想的です。