精神的なストレスは、そのまま溜め込んでしまうと、
心だけにとどまらず、体にも悪影響を与えてしまいます。
例えば、胃潰瘍や高血圧などの症状が出ることは
今では一般的に知られている事でしょう。
ですので、できるだけストレスを溜め込まないように
工夫しなければいけないのですが、
だからといって、ストレスの元になるようなことを
「気にしなければいい」とか、
「心配しなければいい」とか、
そんな単純なことでは解決できません。
そんな気持ちの持ちようで、変わることが出来るのなら、苦労はしないです。
ですので、ストレスが溜まっていると感じたら、
そのストレスを別のものに転換する、という方法が効果的です。
つまり、精神的なストレスを身体的なストレスを利用することで
脳にだけ集中していたストレスを体全身に拡散させ、
結果的に元のストレスが軽くなるようにしたほうが良いでしょう。
例えば、仕事でずっと座ってパソコンのキーボードを打ち続けていると、
脳にストレスを感じ、手や肩も同じ姿勢で動かさないため、ストレスを感じます。
そのような時は、休憩中には散歩に出かけたり、
昼休みなら軽い運動をする事で、疲労感が取れることがよくあります。
休み中だからとってボーっと寝ていても、疲労感はとりづらいです。
上手なストレス解消、気分転換の仕方は、あることを一定時間やったら
次に別のことを一定時間やって、ストレスを受け流すことです。
自分がどういうものにストレスを感じやすいかを知って、
事前にいろいろなストレス解消法を準備しておき、
その場で対応できるようにしたいですね。