うつ病かどうかは、個人ではなかなか判断しづらいです。

 

また、うつ病という病気の存在は、もちろん知っているでしょうが、
まさか自分がそれにかかるとは思っていない人が大半なので、
心身の変調をうつ病と関連付けて考えられる人は、ほとんどいないでしょう。

 

あなたは最近何かというと、ゴロリと横になりたがったり、
何をするにも煩わしく思ってしまうことはないでしょうか?

 

環境の変化や日常生活の変化、仕事の内容の変化、近所付き合いの変化、
また最近忙しすぎたために、体がちょっと疲れ気味になっている、
などの原因も考えられますが、もしかしたらうつ病の初期症状かもしれません。

 

今まで生きてきた中で、以前はそのような事は全く感じなかったのに、
最近になって特に疲れが出やすい、やる気が起きない、
何か今までの自分とは性格が違ってきたのでは?
と感じるようになったら要注意です。

 

そこで、どのような兆候が出たら、うつ病を疑った方がよいのか、
簡単なチェック項目を載せておきます。

 

これらをご自身でチェックしてみて下さい。

・最近やる気がなくて疲れやすくなった。
・自分の趣味でさえも、何をしても楽しめなくなってきた。
・決断力が低下してきた。
・何を見たり聞いたりしても興味が湧かなくなってきた。
・人と会いたくなくなってきた。
・2,3時間眠ると目が覚めてしまい、そのまま朝まで眠れない。
・ふと自分の死を考える事がある。

最近特に、これらが感じられるようになっているならば、
うつ病への初期段階へ入っていると考えてよいでしょう。

 

もちろん、自分がうつ病ではないかと、
あれこれ心配し過ぎるのはよくないですが、
一過性のものだと軽く考えるのも早計です。

 

うつ病の最初の兆候を見逃さず、
何かあったら、すばやく対応できるようにすることが
心の健康を維持する為には大切です。