抗うつ剤の種類PART.2

・SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

脳細胞は、セロトニンの介在によって情報を交換していますが、
セロトニンが余ってしまうと、
脳は再び神経細胞にセロトニンを取り込み、分解します。

 

SSRIは、このセロトニンの再取り込みをブロックする薬です。

 

つまり、セロトニンが分解される事が少なくなり、
結果的に脳内のセロトニンが減らなくなり、
うつ病になりにくくなる、という仕組みです。

SSRIは、患者さんの6~8割に、1~3週間で効果が表れます。

 

ある日突然爽やかに目覚め、
幸せな気分になっているほど明らかな効果を示す事もあるため、
ハッピードラッグなどと呼ばれることもあります。

 

人によっては、
「それまでの自分とは全く違った人間に生まれ変わったようだ」と
表現する人もいます。

 

しかし、当たり前の事ですが、抗うつ剤を服用したからといって、
その人のうつを引き起こした原因である、社会的環境、家庭内環境が
変わった訳ではありません。

 

もちろん副作用もあります。
嘔吐、口が渇く、便秘などの消化器の症状が起こります。
また、眠気、めまいなどの症状が現われる場合もありますので、
車の運転や危険な作業などをする場合は注意が必要です。

 

具体的な薬品名は、
フルボキサミン(主な商品名はルボックス、デプロメール)、
バロキセチン(バキシル)
などがあります。

 

・SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

セロトニンと同時にノルアドレナリンの再取り込みもブロックすれば、
もっと効果を発揮するはず、という発想から生まれたのがSNRIです。

 

ノルアドレナリンの取り込みもブロックするので、
SSRIよりも効果が期待できます。

 

具体的な薬品名は、
ミルナシプラン(商品名は、トレドミン)
があります。

 

SSRIやSNRIは、いずれも第一世代、第二世代の抗うつ剤に比べて、
効果と安全性が高く、軽症のうつから重度のうつまで、
幅広く適用されています。

 

副作用も第一世代、第二世代の抗うつ剤と比較して少なめで、
不安症などの他の心の病気にも効果を発揮します。

ただし、人によっては効果がはっきりしない場合もあります。

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プロフィール

名前:ふかみ

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私もある精神病で数ヶ月間
通院したことがあります。
あの時の苦しみは
一生忘れないでしょう。
今はこうしてブログを書き続けられるほどに回復しています。

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