妊娠・授乳

抗うつ薬の胎児に対する安全性というのは、まだ確立されてはいません。
妊娠中に抗うつ薬を服用した場合、薬が胎盤を介して胎児に移行し、
悪影響を及ぼす、という報告もあるそうなので、
妊娠中、または妊娠の可能性がある女性は、診察時に必ず医師に
相談してください。

 

また、授乳への影響もよく分かってはいないため、
母乳は中止して、人工栄養に切り替えるようにしたほうが良いでしょう。
こちらの場合も医師に相談することが大切です。

 

飲酒

抗うつ薬の服用中に飲酒すると、僅かな量でも酩酊状態になることがあります。
また、大量にお酒を飲んでしまうと、命に関わるケースもあるので、
絶対にやめましょう。

 

喫煙

抗うつ薬とタバコの関係はまだはっきりしていませんが、
ヘビースモーカーの人ほど、抗うつ薬の効果が悪くなる、と言われています。

 

車の運転

抗うつ薬の副作用に眠気というものがあります。
ですので、薬の飲みはじめは、車の運転は避けましょう。