自律神経失調症に関連する症状で、
何かしらの自覚症状や日常生活に支障が出るほどの
つらい症状が出ているときには、
病院で診てもらう事を考えた方が良いかもしれません。
その時にどの診療科で診察を受ければ良いのか、
分からないという人も多いです。
特に自律神経失調症かもしれないと本人が自覚している場合、
特定の診療科を想定しにくい事もありますね。
ですが、基本的には、本人に出ているもっともつらい身体的症状に合わせて、
専門の診療科で診てもらうようにしたほうが良いでしょう。
たとえば、微熱が続いていたり、
腹痛を伴う下痢を繰り返しているのであれば、
内科へ行ったほうが良いでしょう。
また、喉のつかえが気になる場合は、耳鼻咽喉科、
月経の異常がある場合は、婦人科になります。
自律神経失調症は、体のさまざまな箇所に変調にきたしますので、
まずは、症状に合わせた診療科を受診して、
原因となる器質的な病気がないかどうかを
チェックしてもらう事が大切です。
そして、幾つかの検査を受けた結果、どこにも異常がなく、
治療らしい治療をしてもらえなかったり、
また、自律神経失調症と診断されたものの、
症状が改善せずに長引く場合は
一度、心療内科を受診したほうが良いでしょう。