気分が落ち込んだり、やる気が出ないということは誰にでもあります。
仕事でミスをしたり、テストでいい点を取れなかったりしたら、
誰でも憂うつな気分になりますよね。
こういったことは、通常なら、数日たてば元通りの気持ちに戻るものです。
しかし、うつ病の場合は、その状態が2週間から半年、長くなると
本人が気付かないうちに1年以上も続いてしまうこともあります。
うつ病は「心の風邪」と言われていますが、決して心だけの病気ではなく、
身体にもその症状が現れてきます。
身体の症状で一番分かり易いのは、睡眠障害です。
うつ病になった人の9割以上が不眠で悩んでいると
言われているそうです。
その他にも、何を食べても美味しくない、と感じたり、
食欲がなくなったり、好きなものでさえも美味しく感じられなくなってしまいます。
このように、いつもの自分とは異なる睡眠、食欲の症状が出てきたら
うつ病の可能性が高まってきます。