会社員の方にはうつである事を会社に隠そうとする人も少なくないです。
しかし、そうした人たちのうつの原因は、
仕事上のストレスである事が多いです。
ですので、まずは会社に話し、
職場の理解を得る事も治療の1つであると理解しましょう。
うつ病というのは、病名を明らかにしていないと、
「やる気のない奴」「単に怠けているだけ」
などと間違った印象をもたれてしまいます。
うつ病を周囲に明らかにすることが、
周囲のうつへの理解を進めることにもなりますし、
うつの治療の前進にも繋がっていきます。
ですので、少なくともごく身近な人、家族、直属の上司などには、
自分がうつ病である事を話しておいて、
仕事や家事の負担などを一時的に減らしてもらうなどの
協力をしてもらいましょう。
うつ病になってしまった本人は、
「自分の頑張りが足りないから」
「もっと心をしっかり持たなくては」
などと、こちらもまた間違った考えを持ってしまう人が多いです。
うつというのは、人一倍頑張ってきたからこそなってしまう病気です。
頑張りすぎて、自分の許容量を越えてしまった結果が、うつなんです。
うつになってしまったら、
「これ以上頑張り過ぎないように」
という心と体からのメッセージだと受け止めましょう。
→プチ認知療法
頑張るにも、その方向性が大事です。
プチ認知療法で、無理なく上手に頑張ってみませんか。