最近このブログでは、睡眠に関する記事を多く書いていますが、
お昼休みにテレビ番組の「笑っていいとも」を見ていたところ、
タイミング良く、睡眠に関する話題が取り上げられていましたので、
ここでその内容を紹介したいと思います。
まず、お昼寝に関する事ですが、理想的なお昼寝の長さはどのくらいか分かりますか?
「笑っていいとも」では、お昼寝の適正時間というのは、
20分と紹介されていました。
その理由ですが、人間の眠りというのは、90分サイクルで
浅い眠りと深い眠りを波のように繰り返しています。
一般的には、最初眠り始めてから、徐々に眠りが深くなり、
約45分で一番深い眠りに到達します。
そして、45分過ぎてからは、徐々に眠りが浅くなって、
約90分後には一番浅い眠りに戻っていきます。
これを1サイクルとして、一晩では5回ほど繰り返しているわけですが、
その最初の眠り始めの20分という時間は、
眠りが、浅い状態から深い状態へと移行する時の境目の時間になるというわけです。
人間は目覚める時、浅い眠りの状態の時に起きると、気持ち良く起きれますが、
深い眠りの時に起きようとすると、なかなか起きられません。
ですので、この20分という時間は、浅い睡眠状態で
気持ち良くパッと目覚める事ができる、一番長い限界の時間という事になります。
ですので、お昼寝の時間は20分が最適という事らしいです。
またお昼寝をする直前にホットコーヒーを飲むと、更に寝起きがよくなるということです。
なぜかといと、ホットコーヒーを飲んで、その中に含まれているカフェインが
効いてくるのに20~30分かかるので、
ホットコーヒーを飲んでからお昼寝をすると、
20分後の起きるタイミングに合わせて、丁度カフェインが効いてきてくれるので、
目覚めがスッキリするという理屈です。
ちなみにアイスコーヒーでは良くないです。
アイスコーヒーだとカフェインが効いてくるのが1時間後くらいになるので、
寝起きのタイミングに合わせづらくなります。
また、お昼寝する時間がないという場合には、
1分間ほど目をつむるだけでも、それなりに効果があるそうです。
目から入ってくる視覚情報は膨大ですので、それを目をつむって一時的にでも
シャットアウトする事で、脳を休めることができるそうです。
それから、日本人11万人を10年間追跡調査した結果、
理想的な1日の睡眠時間の長さは7時間だと分かったそうです。
睡眠時間と寿命の長さの関係からすると、
睡眠時間というのは長すぎても短すぎても良くないらしいです。
一般的には、睡眠時間が多ければ多いほど寿命が長くなるイメージがありますが、
実際はそうではなく、睡眠時間を多くとってしまうと、寿命は短くなってしまいます。
統計的には7時間睡眠の人が一番寿命が長いんですね。