吃音のキッカケは?
吃音(どもり)になってしまったのには、何かしらのキッカケがあるはずです。
そしてそのキッカケというのは、その人の家庭環境、生活環境により、
さまざまなものがあります。
両親の不仲や離婚かもしれないし、引越を繰り返した事かもしれないですし、
兄弟ができて母親の愛情がそちたに移ってしまったことかもしれないです。
幼少期には、このような出来事は多かれ少なかれ誰でも経験することです。
そしてそういった出来事に対して、子供の時には冷静に対処できない場合がほとんどです。
精神状態が大きく乱れ、人間の防衛本能が作動することになります。
吃音というのは、その心の乱れ、防衛反応が“言葉”に来てしまった事をいいます。
人によって、どういう症状が表れるかはさまざまです。
ある人は聴力に影響したり、視力に影響したり、腰痛と言う形で影響する人もいます。
それがあなたの場合は、たまたま“言葉”に影響しただけのことです。
そして、年を重ねるごとに、徐々にしゃべることに違和感を覚えるようになり、
段々と「言葉が出ない」という不快な現象があなたの潜在意識に定着することになります。
その後、「吃音」「どもり」という言葉が存在する事も知るようになり、
あなたの吃音に対する認識は益々強くなり、
それが吃音をさらに強固なものにさせているんです。
ですので、吃音を意識してトレーニングを積めば積むほど、
より吃音が強化されるという悪循環に陥ってしまいます。