人によって仕事環境は違ってきます。

 

中には自分が好んでいないにも関わらず、期限やノルマに追われて、
朝から晩まで仕事三昧で、仕事の事が頭から離れなくなって、
ノイローゼ気味になっている人もいるかもしれません。

 

しかし、そういう人ほど、1日のほんの僅かな時間だけでも
頭を空っぽにして趣味を楽しむようにして欲しいです。

 

たとえば、残業の毎日で、いつも終電間際にようやく帰ってこれるような状況で、
家についても、シャワーを浴びて、食事をしたら寝るだけ、
という生活だったとしても、寝る前のほんの少しの時間でも、
自分の趣味の時間として使うようにしたいものです。

 

趣味は何でも良いです。
音楽を聴いたり、プラモデルを作ったり、ペットと遊んだり、
また、自分の好きな分野の本や雑誌などを読むことでも良いです。

ID-10057978

そうした趣味に夢中になっていると、
ストレスが軽減されて、心の憂さも晴れていくようになります。

 

これは単なる心の問題だけではなく、
神経伝達物質であるセロトニンの分泌量の増加にもつながる行為であり、
うつ病の予防にもなります。

 

そして、一週間単位で考えても、できれば週末の土日のうちの
最低半日ほどは趣味に没頭できるようにしたいですね。

 

趣味というのは数限りなくありますので、何をやっても良いのですが、
できれば、他人と競争心を煽るような趣味は避けた方が良いかもしれません。

 

趣味というのは、あくまでも楽しむ為のものであり、
それが誰かと競い合うような、ライバル関係になってしまうようなものになると、
それは趣味というよりも競争やレースのようになってしまい、
相手を超えなければいけない」という余計な心理状態が心の負担となり、
かえって趣味が心をかき乱す原因にもなってしまいます。

 

こうなってしまっては逆効果です。

a1020_000062

得点を取り合うスポーツの趣味だとしても、
友人と楽しむ事を優先すべきであり、たとえ負けたとしても、
適度な励みにする程度の気持ちで望んでいくことが大切です。