済んでしまった事を、
あの時こうすれば良かった、、、
何であんな事をいってしまったんだろう、、、
と、いつまでも気にしていたり、その時の状況を思い出して、
クヨクヨしたり、またはイライラしたりする事があります。

 

このような行為は、せっかく収まったストレスを再生しているようなものです。

 

過ぎてしまった事を反省して、次回に生かそうとする事は良いですが、
過ぎてしまった事を後悔して、ただ悩み続ける事は何も生み出しません。

 

例えば、会社帰りなどで、居酒屋へ寄ってお酒を飲んでも、
いい意味でのストレス発散、気分転換にならなければ逆効果です。

 

愚痴を言っているうちに、気分が落ち込んできたり、
または、腹が立ってきて怒りを感じてしまうようなことは、
その時のストレスを追体験しているだけで、心と体に良い影響を与えません。

 

怒りや不満などストレスを感じた時の事を思い浮かべると、
体もその時の状態を再現して、血圧や脈拍が上昇したりします。

 

つまり、ストレス時に起こる自律神経やホルモンの変化を
再現してしまうわけです。

 

こうした状態が繰り返されると、自律神経のバランスを崩してしまい、
高血圧や神経性胃炎、睡眠障害などに陥る事もありますので、注意が必要です。