うつ病というのは、ここからがうつ病でここからはうつ病でない、という
明確な線引きが出来るものではありません。

 

本人も知らない間に、体の不調や、気分の落ち込み、興味の対象の変化、
食生活の好みの変化などが起こり、
そうしたことが、意外にうつ病と関連があったりします。

 

急に食事を制限しはじめた、食欲が低下した、
逆に、何か食べ物を口に入れていないと気がすまない、
胃の調子が最近いつも悪い、何をやっても面白くない、
テレビを見ているとむやみに腹が立つ、人の言動が異常に気になる、
などなど。

 

心身に関わるあらゆることが、うつ病と関連する可能性があります。

 

もちろんそれらは、ごくありふれた気分の変化や体調の変化、
あるいは単にバイオリズムの変化、気まぐれな心の変化として
捉える事もできます。

 

しかし一方では、精神的な失調がおおもとにあって
それが原因で心身の変化が起こっていることも否定できません。

 

社会生活が複雑になり、自分ひとりで問題解決できない事が増えてくると、
人間は日常的にイライラして、欲求不満やストレスを
常に抱え込んでいる事となります。

 

そのために心や体は、さまざまな変調をきたすことになります。

 

最初から深刻に捉える必要はないですが、
もしかしたら」は常に頭の片隅に入れておいたほうが良いでしょう。