病院で処方される薬に不安を感じている人は少なくありません。

 

中には、この程度の落ち込みなら、病気とはいえないと思えるほどの
軽症のうつ病の患者さんに対して、抗うつ薬以外にも、
その副作用を抑えるための睡眠薬や精神安定剤などの薬を飲んでいる人もいます。

 

精神科で処方される薬は、脳の神経に直接働きかけるものです。
薬の知識が乏しいと、そうした薬に不安を感じてしまうのも当然でしょう。

 

各種メディアでも、薬害に関するニュースは
しばしば取り上げられています。

 

そうした話を見聞きすると、
できれば薬を使わずに治したいと思っている人も多いはずです。

 

病院の薬を長期間にわたって飲んでいる患者さんの話を聞くと、
飲んでいるうちにだんだん薬が効かなくなり、
徐々に強い薬、強い薬となっていく場合もあるそうです。

 

そうなると当然、副作用も増えていくことになり、
今度は、その副作用を抑える薬が必要になっていきます。

 

例えば、強迫神経症の人で、症状がきつい場合は、
病院では向精神薬を処方することがあります。

 

向精神薬とは、中枢神経に作用し精神機能を改善させる薬ですが、
副作用として、手の振えなどが起きることもあります。

 

そうなると、その副作用を抑える為に、
パーキンソン病の薬が処方されたりします。

 

このようにして、どんどん薬が増えていってしまいます。

 

もちろんお医者さんは細心の注意を払って処方しているはずですが、
心の問題は薬だけでは治りにくいということを自覚することも必要です。

 

 

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