学生さんがうつ病にかかってしまい、
休養が必要と判断された場合は、指導教員や、学生相談室の担当者、
スクールカウンセラーなどに相談して休学の手続きをして、
治療に専念できる環境を整えます。

 

本人が相談できる状況にないなら、家族が学校に連絡を取りましょう。

 

休養中も学校へは治療の進み具合や症状具合について、定期的に連絡をとり、
また、学校からの情報や、授業の進み具合、なども何らかの方法で
提供してもらえるようにお願いしておくと本人も安心できると思います。

 

病状が回復して、復学する際にも無理は禁物です。
しばらくは再発の可能性もありますので、
遅れを取り戻そうと熱心に勉強してしまうと、症状が再発することも
考えられます。

 

指導教員や担任の先生などと相談し、レポート提出や宿題など
期限があるものは猶予してもらうなど、精神的な負担になるものは
なるべく避けるようにしてもらいましょう。

 

また、学生さんが小学生や中学生の場合、
復学してからの友達との付き合い方も大変重要です。

 

担任の先生には、病状などを伝えておきますが、
周囲の友達にはうつ病という病気を伝えるのは難しい場合があります。

 

子供って時にはものすごく残酷です。
特に低学年では、友達でも平気で人を傷つけることを言ったりします。

 

そういった言葉にひどく落ち込んでしまう事もありえます。
自分のお子さんの性格を考えて、復学後の友達との付き合い方について
指導教員から、アドバイスを受けておく必要もあるかもしれません。