仕事がうまくいかなかったり、勉強がうまくいかなかったりで
落ち込んだり、または、親しい人との離別の後に
気分がふさいだりという事は誰も日常的に経験する、
正常なこころの働きであり、これはうつ病とは関係ありません。

 

たいていは時間が経てば、徐々にいやされ、忘れていくものです。
ところがうつ病になると、憂うつ感、不安感、気力の減退などが
数週間、長いときには半年以上も続く事になります。

 

また、そういった心の症状だけでなく、
食欲がなくなったり、眠れなくなったり、身体にも不調が
あらわれてきます。

 

あなたの家族や親しい人に、このような症状があらわれ、
もしかしたらうつ病かも、と感じられるようなら、
直ぐに専門家に相談するなど、何かしらの対応をした方が良いです。

 

うつ病になると、判断力が落ちてしまい、
本人が自分の変調に気づいていない事もあります。

 

家族や周囲の人は、うつ病を軽視したりしないで下さい。
うつ病というのは、
「気分がたるんでいるから」とか、
「自分を甘やかしているから」という理由で
なる病気ではありません。

 

むしろその逆です。

 

そして、本人の気の持ちようで解決できるようなものではありません
それどころか、間違った頑張り方をしていると、
自ら命を絶ってしまう危険性もある病気です。

 

たかが心の病気、ちょっとした不調、と軽く考えるのは禁物です。

 

私のブログで紹介しているうつ病克服の為のマニュアルを参考にしたり、
または、精神病院での診断を受けるなど、本人とともに対応することが必要です。