現在では、高齢化社会を迎えた事もあって、
今後は一人暮らしのお年寄りが増えていくのは確実です。

 

一人暮らしのお年寄りがうつ病になってしまった場合、
久しぶりに家族が遊びに行ったら様子がおかしいのに気づいた、
というように気づくのが遅れてしまうことも有り得ます。

 

高齢者は家族に迷惑をかけられないという思いから
具合が悪い事を家族に内緒にしたり、病院へ行くことを
躊躇することもあります。

 

一番良いのは、家族と共に暮らす事ですが、
遠く離れたところに住んでいたり、またそれぞれの家庭の事情もありますので、
なかなかサポートするのが難しい場合もあります。

 

そういった事情もあって、今後は地域の連携がますます必要に
なってくると思います。

 

地域の保健センターからスタッフを派遣してもらって、
定期的に様子を見に行ってもらったり、
もし具合が悪いようならば、病院へ行くことを勧めてもらうなどの
サポートが必要になってきます。

 

こういった活動は既に行われている地域もありますので、
今後はさらに増えていくと思います。

 

自分の住む地域、高齢者の住む地域で
現在どのような公的、または民間のケアが受けられるのか、
調べておき、活用する事も検討しましょう。